「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2017年10月の鈴木藤助日記を読む会

10月24日、鈴木藤助日記を読む会がありました。
明治6年10月7日より10月13日までの日記を読みました。

この時期、等覚院の屋根の茅葺きをしていて、茅を運んだり屋根屋が来たりしていますが、漸く終了したようです。
茅葺き作業は共同体の仕事で、村の人たちが協力して行う作業ですが、専門職の人もいたようで、日記には「やね辰・万」という名が出てきます。
今では珍しくなってしまった茅葺き屋根や茅葺き作業ですが、5~60年前には普通に存在していました。
茅のみを葺くこともありますが、茅の間に杉皮を入れる方法もあり、それを「混ぜ葺き」と呼んだとのこと。

10月10~11日の日記には、溝ノ口の邏卒が登場します。
明治初期の警察官のことで、「らそつ」と読みます。
新しい時代の社会状況を示す記述です。


◆ 次回  11月7日(火)10時より

◆ 次々回 12月19日(火)10時より

 

f:id:chidorikomonjyo:20171025160512j:plain

    等覚院山門の仁王像

 

 

chidorikomonjyo.hatenablog.com