「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2019年11月の鈴木藤助日記を読む会

11月26日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。

その後の川崎市市民ミュージアムの記事を紹介します。
11月16日の朝日新聞DIGITALによると、10月の台風19号による豪雨で地下の収蔵庫が水没した川崎市市民ミュージアム川崎市中原区)は、水に浸ってしまった古文書など紙の収蔵品の一部を冷凍コンテナで一時保管する方針を発表しました。市によると、被害にあった紙の収蔵品は、雑菌混じりの水に浸ったことでカビの繁殖などが進む恐れがあり、それを防ぐために低温下で保管する必要があるとのこと。
11月26日の東京新聞TOKYOWebによると、川崎市の福田紀彦市長は25日の市議会定例会で、川崎市市民ミュージアムの収蔵庫が浸水した問題で、「次代に引き継がなければならない歴史的、文化的な資産を毀損した責任を痛感している」と謝罪したそうです。
川崎市市民ミュージアムのことについては、引き続き注視していきたいと思います。

「鈴木藤助日記」は、明治7年4月21日より4月26日までの記事を読みました。
4月21日から25日まで、藤助は原町田方面へ出張し商売をしている様子です。原町田とは、現在の東京都町田市にあたり、八王子から横浜に至る「絹の道」の中継地になります。横浜開港以来、日本の主要な輸出品であった生糸に関係して、藤助家が商売拡大を目指しているのでしょうか。
4月25、26日には、長尾村で名主を務めてきた井田勘左衛門家にて結婚式があるようで、御膳や大皿、唐金鍋や手鍋を藤助のところに借りにきています。昔は近所で物の貸し借りをよくしたものなどと懐かしい話題になりました。


◆  次回   2019年12月10日(火)10時より
     次々回  2020年1月27日(月)10時より

 

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