「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2019年12月の鈴木藤助日記を読む会

12月10日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。

横浜市歴史博物館小林紀子先生が、かわさき市民アカデミーの講座で「長尾村鈴木藤助日記から見た戊辰戦争」という講義をされたそうです。受講生は川崎に住んでいる方が多いと思われますが、「鈴木藤助日記」はあまり知られていないとのこと。この日記は川崎の宝だと思っているので、たくさんの人にその存在を知ってもらえると嬉しいです。
11月28日から12月10日まで「中山恒三郎家書院及び諸味蔵公開」が開催されました。これほどのものを見たことがないと井上攻先生がおっしゃる程、中山家の蔵や書院は素晴らしい様子。機会があったら次は是非参加したいと思います。
鈴木藤助日記にも、川和に菊を見に行くと記されており、中山家との関係を窺える記述があります。

 

「鈴木藤助日記」は、明治7年4月27日より4月30日までの記事を読みました。
27、28日には、長尾村で名主を務めてきた井田勘左衛門家での祝儀のことが、引き続き記されています。勘左衛門家の嫁は大場村出身のようです。藤助家に挨拶に来たのでしょうか。嫁いできた嫁や婿、その縁者のことを「新客」と呼び、近所に挨拶して回る光景を日記の中によく見ます。
結婚の時に近所でお世話になった人の家へ挨拶に行ったことなど、話題が広がりました。


◆ 次 回  2019年1月27日(月)10時より
◆ 次々回  2020年2月10日(月)10時より

 

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