4月26日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。
この日より会場が、てくのかわさき第4研修室になりました。
東京都では25日より再々度の緊急事態宣言が発出されました。新型コロナウィルス感染予防に心掛けて開催していますが、今後、神奈川県でも緊急事態宣言が出されることになりましたら、開催中止と致します。
「鈴木藤助日記」は、明治8年4月13日より4月20日までの記事を読みました。
相変わらず毎日のように、村の者が藤助家にやってきて「帳面仕立」「絵図面直し」の作業を行っています。地租改正の地道な作業と思われます。
神奈川県で地租改正に携わった人物として、橘樹郡市場村の添田知通という人がいます。幕府の下では川崎宿寄場組合総代名主を務め、幕末には川崎宿の農兵隊を組織しました。そして明治期には神奈川県権大属として地租改正に尽力しました。今でも添田知通は調査研究の対象として論じられることがあり、その実績は「名望家」というに相応しいとは井上攻先生のお話です。
「鈴木藤助日記」によると添田知通は、明治5年6月25日と明治9年6月29日に数人の役人とともに、藤助の住む長尾村を訪れています。
- 次回 5月24日(月)10時より
- 次々回 6月28日(月)10時より
- その次 7月26日(月)10時より
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