「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2022年7月の鈴木藤助日記を読む会

7月4日(月)鈴木藤助日記を読む会が開かれました。

 

神奈川県立歴史博物館の寺西明子先生のお話。

神奈川県立歴史博物館では、特別展「地図最前線ー紙の地図からデジタルマップへー」が始まります。この展示では、主に近現代の紙の地図に焦点を当て、地図を作り、地図を使った人たちの活動を紹介。各地の地図資料を展示し、紙からデジタルへと移り変わりゆく現代社会において、地図と人の歩みを考えます。期間は7月16日(土)から9月25日(日)まで。

 

「鈴木藤助日記」は、嘉永6年(1853年)6月9日より6月11日までの記事を読みました。

6月3日に来航したペリー艦隊は、6月4日サスケハナ船上にて浦賀奉行・与力と会談、6月6日江戸湾内に測量艇侵入、6月9日久里浜上陸、6月10日江戸を威嚇した後、6月12日退去しています。

武州橘樹郡長尾村の鈴木藤助の周辺でも、ペリー来航に伴う大名の防備の動きなど慌しい様子で情報が飛び交っています。6月11日の記事には、サスケハナ船上での会談の内容が記されており、当時の人々の情報伝達力に驚きを隠せません。

6月9日、仕事を休んで雨乞いを行っています。連日雨が降らないことで作物が成長せず枯れてしまう状況は、今の私たちが考える以上に深刻だったと想像します。

 

  • 次回       9月12日(月)10時より
  • 次々回  10月31日(月)10時より

 

 

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