「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

朝日新聞4月7日の記事

4月7日、朝日新聞の朝刊、第2神奈川面に「神奈川の記憶」シリーズとして、「戊辰戦争(上)近づく江戸総攻撃」と題する記事が載っていました。横浜市歴史博物館学芸員である小林紀子さんがインタビューを受けておられ、『鈴木藤助日記』が引用されているのでここにお知らせします。
『鈴木藤助日記』の慶応4年5月11日に、藤助は当時の落書を書き留めています。

錦旗勅命丸 人倫の道を失い世を乱す妙薬 値髙百石に付き白米三俵 金三両人足十五人・・・以下略

朝日新聞では、当時の雰囲気を伝える落書とし、架空の薬にかこつけて新政府軍への批判的な視線を伝えるものと記しています。
また小林紀子さんは、「平和のうちに江戸は開城したというイメージがあるかもしれませんが、社会も人々も大きく揺れていました」と話しています。