2月26日(月)鈴木藤助日記を読む会が開かれました。
神奈川県立歴史博物館においてコレクション展『藤助さんと幕末』(2月17日~3月24日)が始まりました。この展示は、寺西明子先生が魂を込めた展示で、鈴木藤助日記53巻が全て紹介されています。
鈴木藤助日記を読む会のメンバーは、2月24日博物館にて展示に関する講義を受けて理解を深めることができました。
「鈴木藤助日記」は、嘉永6年(1853年)8月29日より9月4日までの記事を読みました。
8月晦日、王禅寺村長谷川の祖母様の見舞いに行くとあります。長谷川とは、王禅寺村の名主を務めた志村家の屋号とのこと。志村家は、質屋を営み、米穀、呉服、酒、油、荒物、肥料に至るまで手広く商売をしていたようです。「鈴木藤助日記」には王禅寺村長谷川の名前が時々登場します。
柿生文化を読む 第146回 シリーズ「麻生の歴史を探る」名家志村家 後編 | 麻生区 | タウンニュース
8月晦日、猪ノ方村善次郎に奉公人の紹介を頼んだところ、9月2日、猪ノ方村の粂次郎という人が訪れています。藤助家には粂蔵という奉公人がいたため、伊助と改名したと記されています。ちょうど出替りの時期なので、奉公人の記事が多く見えます。
- 次回 3月11日(月)10時より
- 次々回 4月22日(月)長尾村散策予定
- その次 5月13日(月)10時より