11月13日(月)鈴木藤助日記を読む会が開かれました。
神奈川県立歴史博物館の寺西明子先生のお話。
「令和5年度かながわの遺跡展『華ひらく律令の世界』」の展示が行われます。茅ヶ崎と横浜の会場で開かれる展示で、茅ヶ崎会場は茅ヶ崎市博物館にて12月16日より、横浜会場は神奈川県立歴史博物館にて2024年2月3日より始まります。
「鈴木藤助日記」は、嘉永6年(1853年)8月8日より15日までの記事を読みました。
8月8日、長崎表へ唐船(外国船)が4艘来たとの記述があります。これは嘉永6年7月18日にロシアのプチャーチンが長崎に来航し、開国と通商などを要求した史実を記している様です。大阪より江戸店へ知らせがあり、江戸店へ行った庄兵衛が藤助へ話しています。長崎の情報が、藤助の住む長尾村へもたらされる過程がわかります。
8月9日、奥沢の珂碩上人の巡行仏が巡ってきました。村の人々が参詣に来ています。当時の人々の信仰の様子を垣間見ることができます。
参考資料「巡行仏」⇓
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/bunka/004/001/d00164372_d/fil/aruzidexe28.pdf
- 次回 12月11日(月)10時より
- 次々回 1月15日(月)10時より
- その次 2月26日(月)10時より
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