11月17日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。
井上攻先生から、コロナウィルス感染者がこのまま増える状況が続けば、再び例会の開催を見合わせることもある旨のお話がありました。
現在、大学の授業はほとんどがオンライン授業になっているとのこと。図書館もオンライン化が進んでいるそうです。一般の店舗がアマゾンや楽天に取って代わられるかも知れません。社会の変化を感じます。
「鈴木藤助日記」は、明治7年6月23日より7月13日までの記事を読みました。
6月25日、先年衣類を持逃げした勝五郎の事について掛合に及んだとあります。7月3日、近所の家に押込みがあったが怪我はなかったと記されています。物騒な記述が続きますが、明治7年といえば社会の変革期、人心未だ落ち着かずというところでしょうか。
6月27日、藤助の妻およしが東京から帰ってきた記事から、履き物の話に及びました。この頃の履き物といえば、草鞋か下駄。子どもの頃草鞋を作って履いたがすぐに駄目になったとか、下駄は鼻緒が切れやすく切れると応急処置として小石や小枝を差し込んで凌いだとか、足半(あしなか)という踵のない草鞋を履いて小学校へ通った話などを楽しく聞きました。
- 次 回 2021年 2月22日(月)10時より 中止します
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