「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2021年3月の鈴木藤助日記を読む会

3月22日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 

3月21日に2ヶ月半に及ぶ緊急事態宣言が解除されました。首都圏の新型コロナウィルス新規感染者数は下げ止まりを示していますので、引き続き感染予防対策を講じていく必要があります。

 

井上攻先生からのお話。

緊急事態宣言下での博物館の開館には、横浜市と神奈川県では異なる状況があったそうです。

横浜市歴史博物館での特別展「横浜の仏像」は過去最高の来館者数であったこと、会期中地震が2度あり寿命が縮んだことなどのお話を伺いました。

 

「鈴木藤助日記」は、明治8年4月2日より4月12日までの記事を読みました。明治7年7月14日から8年4月1日までの「三拾三巻」は欠本しています。

この時期ほぼ毎日、村の人たちが出入りして「帳面仕立」を行っています。時おり測量に出たり、絵図面直しを頼まれたり、「地所之事」で作業に追われている様です。

川崎市史通史編3近代』によると、地租改正事業の一環として明治8年前半には、田畑其外反別取調野帳をまとめて地引絵図とともに県への提出が義務づけられたと記されています。

明治初期の税制改革も村の人々の協力の上に成り立っていたことが見て取れる記事です。

 

4月から会場が、てくのかわさき第4研修室となります。ご注意ください。

・ 次回  2021年4月26日(月)10時より

・ 次々回 2021年5月24日(月)10時より

・ その次 2021年6月28日(月)10時より

 

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