「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2022年3月の鈴木藤助日記を読む会

3月14日(月)鈴木藤助日記を読む会が開かれました。

 

井上攻先生のお話。

横浜市歴史博物館では、特別展『みんなでつなげる鉄道150年 鉄道発祥の地よこはまと沿線の移り変わり』が、3月19日(土)より始まります。

今年は、新橋と横浜の間を結ぶ鉄道が開業してから150周年の節目にあたります。そこで横浜に関わる鉄道各社の歩みを紹介し、横浜の発展を支えてきた鉄道の歴史などを明らかにします。

子どもから大人まで、この展示を楽しみにしている人が多い様子です。

 

「鈴木藤助日記」は、明治8年6月6日より6月19日までの記事を読みました。

6月6日、三大区の地租改正掛である藤助の長男留五郎は、箕輪村に行き泊りがけで仕事をしています。現在の横浜市港北区蓑輪町です。江戸時代、箕輪村は増上寺領であったため、住人はそのことを誇りに思っていました。明治時代以降、区画整理に伴う町名変更の際に「箕輪」の地名を残すよう主張をしたのは、増上寺領というアイデンティティがあったことも要因であるとのこと。語り継いでいきたい歴史です。

この頃長尾村の藤助家でも、地租改正絵図の作成に奮闘しています。絵図の紙継ぎ、裏打ち、色を入れるなど、毎日絵図作成のことが記されています。

 

  • 次回   4月11日(月)10時より
  • 次々回  5月16日(月)10時より
  • その次  6月13日(月)10時より

 

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