「鈴木藤助日記」を読もう

   鈴木藤助日記を読む会に参加しませんか?

2021年5月の鈴木藤助日記を読む会

5月24日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話。 先生は、明治以降の近代国家がマジョリティ(多数派)優先の社会であるのに対し、近世の村社会はインクルーシブ(包括的)な社会、つまり誰もが構成員の一員として地域で当たり…

2021年4月の鈴木藤助日記を読む会

4月26日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 この日より会場が、てくのかわさき第4研修室になりました。 東京都では25日より再々度の緊急事態宣言が発出されました。新型コロナウィルス感染予防に心掛けて開催していますが、今後、神奈川県…

2021年3月の鈴木藤助日記を読む会

3月22日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 3月21日に2ヶ月半に及ぶ緊急事態宣言が解除されました。首都圏の新型コロナウィルス新規感染者数は下げ止まりを示していますので、引き続き感染予防対策を講じていく必要があります。 井上攻先…

2020年11月の鈴木藤助日記を読む会

11月17日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生から、コロナウィルス感染者がこのまま増える状況が続けば、再び例会の開催を見合わせることもある旨のお話がありました。 現在、大学の授業はほとんどがオンライン授業になっていると…

企画展「俳優緒形拳とその時代」

横浜市歴史博物館において企画展「俳優緒形拳とその時代」が開催されています。 緒形は人生の大半を横浜で過ごした「横浜ゆかりの俳優」です。緒形の足跡をたどりながら、戦後日本の大衆文化史を俯瞰し、現代史に位置づける試みです。 www.rekihaku.city.yok…

2020年10月の鈴木藤助日記を読む会

10月20日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 コロナウィルス流行により半年の休会を過ごし、再開して2回目の集まりでした。 川崎市の宝である「鈴木藤助日記」の原本は、今年の夏、所蔵者である鈴木家から神奈川県立歴史博物館に寄贈されま…

2020年9月の鈴木藤助日記を読む会

9月14日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 コロナウィルス流行により3月から休会しておりましたが、半年ぶりに懐かしい面々が集いました。 井上攻先生のお話。 横浜市歴史博物館では10月3日より「俳優緒形拳とその時代」という企画展が開…

鈴木藤助日記を読む会を再開します

コロナウィルス流行のため3月より休会しておりましたが、 9月14日(月)10時より溝ノ口「ちどり」において、 鈴木藤助日記を読む会を再開することとなりました。 会員の皆さまには、マスク着用の上ご参加いただけますようお願い申し上げます。 どうぞ…

『鈴木藤助日記』 出版のご紹介

鈴木藤助日記は嘉永6年(1853年)より明治22年(1889年)までの37年間、ほぼ毎日記された日記です。(中断欠本あり)現在の神奈川県川崎市多摩区と宮前区とにまたがる旧長尾村に在住した鈴木藤助により書き綴られました。鈴木藤助家は質屋渡世…

2020年2月の鈴木藤助日記を読む会

2月17日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話。先週先生は滋賀県を訪問されたそうで、長浜から竹生島へ行かれたとのこと。長浜は、北国街道の宿場町であり琵琶湖水運の要衝として発展しました。長浜曳山祭は日本三大山車祭の一…

2020年1月の鈴木藤助日記を読む会

1月27日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 26日に放送された「日曜美術館」において、川崎市市民ミュージアムのことが放送されました。「被災した美術品を救え!~文化財レスキュー最前線~」と題された内容は、被災した収蔵庫の様子や被災…

2019年12月の鈴木藤助日記を読む会

12月10日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 横浜市歴史博物館の小林紀子先生が、かわさき市民アカデミーの講座で「長尾村鈴木藤助日記から見た戊辰戦争」という講義をされたそうです。受講生は川崎に住んでいる方が多いと思われますが、「鈴…

2019年11月の鈴木藤助日記を読む会

11月26日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 その後の川崎市市民ミュージアムの記事を紹介します。11月16日の朝日新聞DIGITALによると、10月の台風19号による豪雨で地下の収蔵庫が水没した川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区)は…

2019年10月の鈴木藤助日記を読む会

10月29日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生からのお話。台風19号により、川崎市市民ミュージアムは壊滅的な被害を受けました。多摩川沿い等々力緑地内の同館の収蔵庫は、地下につくられており、想定外の大雨にて収蔵品が水没。…

2019年9月の鈴木藤助日記を読む会

9月2日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生からのお話。この夏に井上先生は、NHK学園の古文書講座の講師をされました。1時間半の講座を3回、1日だけ務めたとのこと。受講生は3日間の集中講座を受けるのだそうです。関東周辺の…

2019年7月の鈴木藤助日記を読む会

7月29日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生からのご報告。横浜市歴史博物館にて開館当初から学芸員として活躍し、開港資料館に在籍された斉藤司先生が、急なご病気で亡くなられたとお話がありました。川崎の歴史にも深く関わられて…

「〝道灌以後″の戦国争乱」展

横浜市歴史博物館において「〝道灌以後"の戦国争乱」の展示が始まりました。室町時代の関東のヒーロー・太田道灌の子孫たちは、その後の争乱の戦国時代をどのように生きたのか。横浜市指定文化財・上原家文書を糸口に、道灌の子孫たちの動向に視点をすえて、…

2019年6月の鈴木藤助日記を読む会

6月10日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話。横浜市歴史博物館において「〝道灌以後″の戦国争乱」の展示が始まります。太田道灌は、江戸城築城や山吹伝説で知られる室町時代の武将です。今でも人気のある人物で、複数の墓所…

2019年5月の鈴木藤助日記を読む会

5月27日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話。先生は5月の連休に、東日本大震災で被害を受けた三陸海岸を訪問されました。震災直後に訪れた場所の再訪とのこと。仙台から海岸線を北上して田老町まで、震災遺構を中心に石巻の…

2019年4月の鈴木藤助日記を読む会

4月22日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生が、ある報告書を持って来てくださいました。2017年10月14日に東海大学湘南キャンパスで開催されたシンポジウムの報告書で、表題は「相武地域史研究会第3回シンポジウム 日記か…

2019年3月の鈴木藤助日記を読む会

3月18日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 鈴木藤助日記を読む会の会員であり、横浜あおば史談会の会員でもある方から、『青葉区域の江戸時代からの風習「六阿弥陀詣」』の冊子をご寄贈いただきました。横浜市青葉区内の6ヶ寺の阿弥陀仏を参…

2019年2月の鈴木藤助日記を読む会

2月25日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話は、ご専門の由緒のことでした。増上寺の御霊屋領であった横浜近隣のいくつかの村は、「御由緒」を持ち、独自の負担と役割を持っているとして、助郷などの諸役拒否を許されていまし…

2019年1月の鈴木藤助日記を読む会

1月28日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話を伺いました。現在、横浜市歴史博物館における「文化財展/神奈川の記憶展」が終了し、お借りした品々を返却しているところとのこと。今回の展示は朝日新聞社も主催だったのですが…

2018年12月の鈴木藤助日記を読む会

12月18日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生より、横浜市歴史博物館において開催中の「文化財展/神奈川の記憶展」について、前回に引き続きお話がありました。「神奈川の記憶展」にて展示中のキリシタン信仰画について、安土桃山…

2018年11月の鈴木藤助日記を読む会

11月27日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生のお話。横浜市歴史博物館において11月23日(金)より開催の「文化財展/神奈川の記憶展」について詳しい情報をもらいました。「神奈川の記憶展」は、朝日新聞神奈川版で連載されて…

文化財展と神奈川の記憶展

横浜市歴史博物館では、11月23日(金)より企画展が始まりました。「横浜市指定・登録文化財展」と「神奈川の記憶展―歴史を見つめる新聞記者の視点」の同時開催です。 「文化財展」は、平成30年度に指定される横浜市の指定文化財、また過去に指定された…

2018年10月の鈴木藤助日記を読む会

10月9日(火)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 ある会員さんが、読売新聞「生活を支えた相模の水運」(9月2日)の記事の切り抜きを持ってきてくれました。相模川は相模国の物流の大動脈で、相模川の水運については、廻船問屋の古文書などの記録…

2018年9月の鈴木藤助日記を読む会

9月10日(月)、鈴木藤助日記を読む会が開かれました。 井上攻先生より、季節にちなんだお話。9月9日といえば、重陽の節句という五節句のひとつです。五節句とは、1月7日 人日(じんじつ)の節句3月3日 上巳(じょうじ)の節句5月5日 端午(たん…

「戊辰の横浜 名もなき民の慶応四年」

横浜市歴史博物館の企画展「戊辰の横浜 名もなき民の慶応四年」を拝見してきました。古文書がたくさん並んでいました。古文書好きな人には、たまらなく魅力的な展示です。今回の展示では、「鈴木藤助日記」の記述がたくさん使われています。日記の原本(4冊…

「戊辰の横浜」ふたつの企画展

横浜市歴史博物館と横浜開港資料館では、「戊辰の横浜」という企画展が始まります。明治150年記念企画としての展示です。両館共通のチラシは、黒色を基調とした印象的な配色で、展示に対する期待が高まります。 https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/in…